仕事が早く終わって、部屋でコーヒーを飲んでいると藤木からメールが届いた。僕は久しぶりに藤木と会うことになった。ランドリーに行くと、藤木は乾燥機から服を出して几帳面にたたんでスーパー袋に入れているところだった。やあ、と声をかけ、僕は仕事着と洗剤を洗濯機に放り込み、コインを2枚投入してベンチに座った。服のたたみ方が気にいらなかったのか、彼はレジ袋に入れたワイシャツをまた出して広げる。そのたびにガサガサと不快な音がした。
彼は服の入ったレジ袋をバイクの籠に置いて、僕の横に座り、そして自分のマンションに空き巣が入ったと言った。えー、空き巣、それで何か盗まれたのか、と僕は訊く。当然、空き巣は盗むために家宅侵入したわけだから、バカな質問をしてしまったと気づく。
足の置き場もないほど部屋は荒らされ、置いてあった現金をすっかり盗まれたそうだ。刑事はマンションの住人や近辺の目撃者、不審者探しをして、これまでの収集した情報をもとに外国人多数の犯行であることがわかったようだ。
洗濯を終えたあと、一緒に彼のマンションに行くことにした。ランドリーからバイクで20分くらいのところに彼の住むマンションがある。マンションに着くと自転車置き場にバイクをとめて階段を上がる。
3階に着いても彼はすぐに部屋の鍵を開けない。どうしたのかと彼の様子を見ていると、玄関の前に立ち、辺りをきょろきょろしている。はあ、怪しい人がいないか確認してるのか。次に彼は鍵穴に鼻がつくほど顔を近づけて覗いている。ひえー、ずいぶん神経質になったみたい。他人からみれば、彼が、いや、彼の背後に立つ僕も含めて不審人物にみられてしまう。はやくしてくれないかな。鍵穴に異変がないか、中に誰かいないか確認してるのか。彼はひたすら鍵穴を覗いている。
部屋に入るときは最善の注意が必要だと分からないことを言って、ようやくカバンから鍵をとりだして鍵穴に差し込み玄関を開けた。部屋は整然ときれいに片付いていた。コンビニで買った弁当を食べながら、仕事、恋愛の話をした。
彼は服の入ったレジ袋をバイクの籠に置いて、僕の横に座り、そして自分のマンションに空き巣が入ったと言った。えー、空き巣、それで何か盗まれたのか、と僕は訊く。当然、空き巣は盗むために家宅侵入したわけだから、バカな質問をしてしまったと気づく。
足の置き場もないほど部屋は荒らされ、置いてあった現金をすっかり盗まれたそうだ。刑事はマンションの住人や近辺の目撃者、不審者探しをして、これまでの収集した情報をもとに外国人多数の犯行であることがわかったようだ。
洗濯を終えたあと、一緒に彼のマンションに行くことにした。ランドリーからバイクで20分くらいのところに彼の住むマンションがある。マンションに着くと自転車置き場にバイクをとめて階段を上がる。
3階に着いても彼はすぐに部屋の鍵を開けない。どうしたのかと彼の様子を見ていると、玄関の前に立ち、辺りをきょろきょろしている。はあ、怪しい人がいないか確認してるのか。次に彼は鍵穴に鼻がつくほど顔を近づけて覗いている。ひえー、ずいぶん神経質になったみたい。他人からみれば、彼が、いや、彼の背後に立つ僕も含めて不審人物にみられてしまう。はやくしてくれないかな。鍵穴に異変がないか、中に誰かいないか確認してるのか。彼はひたすら鍵穴を覗いている。
部屋に入るときは最善の注意が必要だと分からないことを言って、ようやくカバンから鍵をとりだして鍵穴に差し込み玄関を開けた。部屋は整然ときれいに片付いていた。コンビニで買った弁当を食べながら、仕事、恋愛の話をした。
コメント
どらさんの日記をいつも読ませていただいてます。
よろしくお願いします。
ななななな?なんですかソレ???
訳した方には「うんうんうん!」と首がモゲそうなくらい頷きました(笑)
これは徒然草の12段でーす。
ひみつ日記のテストで、意味はありませんでした。