ぐるりのこと
実際にあった事件の時代背景を絡めながら、夫婦の日常を描いたもの。リリー・フランキー(夫)がいい演技をしていたけど、木村多江(妻)の演技がリアルだった。子供が死んでから、鬱になって泣き叫ぶところなんか、ドキュメンタリーを観ているようだったな。やっぱり役者は凄い。

妻が鬱になってから、妻を囲む人たちも病んでいるようで、現実的で暗いシーンが続いた。この先、どうなってしまうのか。このまま病的な暗い感じで終わってしまうのか。自分で自分を壊していく妻に対して、夫はどういう態度をとるのか。夫も切れてしまうのか。でも、そうはならなかった。好きだから、愛しているから、妻を支え続けようとする夫の姿が涙ぐましかった。

超然としている、ということは、無関心とも無感覚とも違う。むしろ効果的に物事に参加するための必須条件である。他人にとって最上だと私が考えることは、私が自分の意見に執着するあまりゆがんでいることが多い。私が考える幸せを人に押しつけているからだ。自分のために望まなくなったときにはじめて、私は他の人の要求がはっきり見えるようになる。

マハトマ・ガンジー

コメント

りいふ
りいふ
2009年6月14日2:46

新しい映画ですか??
いつか(こっちでも見られるようになったら)見てみようと思います!

とんば
2009年6月14日5:20

これいい映画ですよね。

付かず離れず、衝突しながらも、ぼんやりだけど相手の事を思い見つめ続けている、そんな関係。
目立つ映画では無いですが、心にいつまでも残る映画ですね。

かくの
2009年6月14日7:03

りいふさん。
おはよう!
2008年の6月に放映された映画です。
DVDレンタルで観たので、そちらにも出てるかも。

かくの
2009年6月14日7:10

とんばさん。
おはよー!
そうですね。そばにいて、いつも相手のことを感じている、
じわーと心に沁みますね。

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