ある雑誌に「岡本敏子の心をとらえる3作品」という記事があった。岡本敏子さんが惹かれた映画は「茶の味」「宇宙人東京に現わる」「裸の島」の作品だ。僕はレンタルで「茶の味」を見たことがある。田舎町で暮らす春野一家の日常を描いた作品だが、日常と非日常の不思議な映像が楽しい。
岡本敏子さんはこうインタビューに答えている。「日常とその向こう側の世界を、私たちはいつも行き来している。普通にしているから気がつかないけれど、いつだって、こちらとあちらの境目を、私たちは越えているの。そういう力を持っていることに気づかせてくれるのが、映画じゃないかしら」
幽霊や妖怪の研究にとり組んだ柳田国男の定義によれば、巨大なもうひとりの少女が現れることや、電車が少年の頭の中を通り過ぎていく場面は、妖怪や幽霊のどちらでもない。日本人の精神生活の実態を映像化したものだろう。僕は岡本敏子さんの感性をとても面白く思った。
岡本敏子さんはこうインタビューに答えている。「日常とその向こう側の世界を、私たちはいつも行き来している。普通にしているから気がつかないけれど、いつだって、こちらとあちらの境目を、私たちは越えているの。そういう力を持っていることに気づかせてくれるのが、映画じゃないかしら」
幽霊や妖怪の研究にとり組んだ柳田国男の定義によれば、巨大なもうひとりの少女が現れることや、電車が少年の頭の中を通り過ぎていく場面は、妖怪や幽霊のどちらでもない。日本人の精神生活の実態を映像化したものだろう。僕は岡本敏子さんの感性をとても面白く思った。
岡本敏子さん
岡本太郎記念館館長。岡本太郎の秘書となり、死去まで50年間を制作に立会い、のちに養女となる。著書に「岡本太郎に乾杯」「いま、生きる力」「太郎さんとカラス」「岡本太郎が、いる」など多数。
コメント
ありがとうございます。
刺激はありません。
風呂から出たら、汗がなかなか引かない。
暑い。ふうー。
妻でなく、あえて養女になったという部分も。
でも、わたくしにはちゃんとわかってた。」
そう言う、敏子さん、陰日なたで支え続けていたんですね。
お、手に持っているのがソフトアイスクリームになりましたね。
うまそうだなー。
PAULって行ったことないです。店内がゆったりとして、落ち着いて食事できそう。検索したら北千住にあったので、時間ができたら行こうと思います。