サンダルを履いて外に出ると、薄ぼんやりと外灯がついた。夕方から雨はやんだ。哀しい泡の海に、冷たく光る小石。砂利道に溜まった水は、湧き水のように排水溝へ落ちていた。景色はやわらかな闇につつまれて、路上を通る車も少しずつ減っていく。道路傍の用水路に小さな紫の花が咲いていた。

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