夜中の電話

2010年7月6日 日常
夜中にふと目が覚めて、トイレに行こうかなと考えていたらカチッと音がした。
家の電話はIP電話で着信音がなる前にADSLがカチッと音がするのだ。

電話はすぐに切られ、着信音はならなかった。
着信音が鳴らないと誰から電話があったのか履歴に残らない。

僕は立ち上がってトイレに行き、時計を見ると2時38分だった。
この時間にかけてくる知人は思いあたらない。
電話をかけ、すぐに間違いに気づいて切ったのか。

布団の上に寝転んで、ふと考えた。
もしかして2時38分という数字は何かの啓示なのか。
ナンバースリーの当たり番号?
そんなわけないよね。

でも心がさわぐ。
世の中に偶然というものはない。
すべて必然である。
そう言う人が多い。


図書館に寄って、それからナンバースリーを買う。
どれだけ信心深いんだか。

「どの偶然も」とミス・マーブルはひとりごとを言った。
「常に注目する価値があるのよ。本当に偶然にすぎないものだったら、あとで捨てればいいんだから」
-------アガサ・クリスティ

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