初めて黒野伸一さんの本を読んだ。主人公の京子が引越しをした先で隣人の万寿子おばあちゃんに出会う。万寿子に挨拶をするたびに、寄り目とかブスとかバカとか信じられない言葉を言われてしまう京子。しだいに少しずつ打ち解けて仲良くなるのだが、万寿子に認知症が現れる。
読み進めていくうちに作者は女性なのかと思ってしまうほど女性の心理描写がうまい。京子が認知症の万寿子を面倒をみるところは、まあ、現実にはないかなと思いながら、ユーモアのある作品だった。
読み進めていくうちに作者は女性なのかと思ってしまうほど女性の心理描写がうまい。京子が認知症の万寿子を面倒をみるところは、まあ、現実にはないかなと思いながら、ユーモアのある作品だった。
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